熊本高等専門学校熊本キャンパス様に図書館入退室管理システムを導入しました。
熊本高等専門学校 熊本キャンパス様の図書館入退室管理システムを開発致しました
令和5年2月28日に熊本高等専門学校熊本キャンパスにて、図書館入退室管理システムの導入を行いました。
このシステムは、同校の奨学後援会から「今年の卒業生からの卒業記念品として図書館への入退室を管理出来るシステムを作って欲しい」という企画を頂き、弊社は同校の電子情報システム工学専攻に在籍する阿部将太さんの技術的支援を行う形で開発に関わらせて頂きました。
実は、今回この開発に関わった弊社の小山と菅原は、熊本高等専門学校熊本キャンパスの卒業生で、菅原は旧電波高専時代の卒業生、小山は2021年に卒業したOBです!
この企画を頂いた時は、「母校の役に立てるシステムの開発に関われる日が来た!」と感激致しました。
システム開発の手順としては、弊社が阿部さんにシステム開発で役に立つサンプルソースの提供や開発に必要な開発環境の設定を行い、阿部さんがそれらを基に開発を行うという流れです。
高専の授業では扱わない未経験の言語・開発環境で開発することになるので最初は心配もありましたが、阿部さんの理解がとても早く、順調に開発が進んでいきました。
開発したシステムの使い方と機能説明
次に、今回開発した図書館入退室管理システムの使い方について説明したいと思います。
システムでは普段同校の学生が所持している学生証のバーコードを使用します。このバーコードを図書館入退出時に専用のバーコードリーダーにかざすことで、誰がいつ入退出したかが記録されます。また、うっかり学生証を忘れてしまった場合でも学籍番号を手動で入力することで入退出登録出来るようになっております。
さらに、バーコードの読み取り時に、「入室しました」、「退出しました」とメッセージと音声でお知らせする機能もありますので、職員が近くにいなくても入退出登録が出来たかどうか分かりやすくなっております。
「管理者メニュー」では、指定した日付の入退出履歴を調べることができたり、学生情報の追加や編集を行うメンテナンスの機能も用意しております。
今回ご依頼して頂いた方々へのお礼
最後に、今回システム開発を依頼して頂いた奨学後援会の皆様、機材の準備や必要なデータを提供して下さった図書館関係者並びに村上先生、卒業研究など大変忙しい中システムを無事に完成させて下さった阿部さんにこの場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
皆様のおかげで素晴らしいシステムを完成させることが出来ました。これからもこのシステムがより多くの学生、図書館関係者の方々の役に立つことを願っております。
投稿:おやま