M5StickCPlusを使用してIoT学習(中編)
前回まで
9月から始まったM5StickCPlusで学ぶIoT学習の中編です。
前編では、ハードウェアを使った学習の定番「Lチカ」(LEDをチカチカさせる)などを通して、M5StickCPlusを使ったプログラミングに入門しました。
詳しくは、 M5StickCPlusを使用してIoT学習(前編) をご覧ください。
センサーを使ってみる
中編では、主にセンサーに触れて、最後はちょっとした(でも立派な)IoTに挑戦しました。
IoT(モノのインターネット)といえば、センサーです。
モノをインターネットにつなげて色々なことを実現しようとすると、やりとりする情報が欠かせません。世の中に出回っている多種多様なセンサーが情報の取得を担ってくれます。
Let’s Programming!
今回使用したセンサーの1つ目は、加速度センサーで、スマートフォンにも搭載されています。
加速度センサーは動きを感知するセンサーで、動く速度やデバイスの傾きを知ることができます。歩数を測ったり、車で移動しているかどうかを判定したりするのに使用されています。
M5Stick Plusにも内蔵されているので、簡単にセンサーの値を取得することができます。
これを動かすと、M5StickCPlusの画面にセンサーの値が表示されるので、M5StickCPlusをぐるぐる動かして数値が変わる様子を観察しました。
2つ目は、環境センサーです。
2cm×3cmくらいの小さいセンサーですが、ちゃんと気温・湿度・気圧を測定することができます。
(画像はM5Stack社の公式サイト より引用)
M5Stickには「リモコン+」という機能があり、ネットに接続しているスマートフォンやPCがあれば、M5StickCPlusとのデータのやり取りを簡単に実現できます。
実習では環境センサーとリモコン+で、部屋の気温・湿度・気圧をスマートフォンに表示してみました。
この簡単にできたM5StickCPlusとスマートフォンのやりとりですが、イメージはこんな感じです。
M5Stackサーバーは海外にあるので、M5Stickからスマートフォンへのデータ送信は実際は数千キロもデータが飛び交っていると知って感動でした。
IoTをやってみて
実はこのIoT講座、講師は私の父がしています。まさか父の講義を受ける日が来るとは……(笑)
普段はソフトウェアばかり触っている私ですが、ハードウェアはLEDやモーターなど実際に物が動くのでこれもまた楽しいです。
次回、後編ではもう一歩進んだIoTを学習します。お楽しみに!
投稿者:もりかわ(AIソリューション)