M5StickC Plusを使用してIoT学習(前編)
IoTについて学ぼう
最近よく耳にする「IoT」という言葉。
なんとなくそれっぽいことを話せていましたが、取引先からもIoTについて詳しく突っ込まれるようになり、(ToT)という状態になりました。
恥ずかしながらソフトウェアばかりをやってきたため、ハードウェアの知識が全くありません。そこで、社内研修を利用してIoTについて学ぶこととなりました。
IoTとは
そもそも、IoTとはどのようなことなのでしょうか。
モノのインターネット(物のインターネット[1][2]、英: Internet of Things、IoT)とは、様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる[3])、情報交換することにより相互に制御する仕組みである[4][5]。
従来のインターネットはコンピューター同士をつなげるもので、主にパソコンやサーバーなどのIT関連機器を接続するものでした。
そこにスマートフォンやスピーカー、テレビなど様々な機器もインターネットに繋げるようになり、インターネットを介してデータ収集や制御ができるようになりました。
このようにモノをインターネットにつなげて、データ収集・制御をすることIoTと呼んでいます。
M5Sticks Plusで遊びながらIoT学習
今回の研修では「M5Sticks Plus」を使用して、IoTを学習します。
「M5Sticks Plus」とは、ポータブルで使いやすいオープンソースのIoT開発基板で、赤外線、RTC、マイクロフォン、LED、ボタンなど、豊富なハードウェアが内蔵されています。
また、ESP32-PICO-D4を搭載し、BluetoothとWi-Fi通信が可能です。
基盤へのプログラミングはM5Stack社が開発したWebブラウザをベースで動く「UIFlow」と呼ばれるブロックを組み合わせることでプログラミングできる開発環境を使用します。ブロックによるプログラミングのため、初めてプログラミングをする人も抵抗なく使ってみることもできると思います。
「1秒点灯後、1秒消灯する処理を5回繰り返す」プログラムです。
このようにブロックを視覚的につなぎ合わせ行くだけなので、とても簡単にプログラミングが出来ます。
IoT学習(後半)について
今回はIoTとは何か。学習するにあたっての機器の説明を記載しました。
後半は、「M5StickC Plus」に環境センサーや明るさセンサーを接続し、インターネットを経由してデータ収集やデバイス制御について学習していきます。
投稿者:にしざか(AIソリューション)