テレラジオロジーグループでは、外部講師をお招きして勉強会を受講しています。
遠隔画像診断事業部:テレラジオロジーグループでは、レポート品質向上のため、定期的に勉強会を開催しています。
勉強会の一つに、外部から放射線科医をお招きして、月に2,3回ほど画像や解剖学について講義をしていただいています。
毎回症例を事前に提示して頂いて、自分なりのメイン所見、診断、対処方法を予習して勉強会に臨みます。
今回のテーマは「造影剤」と「イレウス」について。
「造影剤」では、CTとMRIで使用する造影剤の種類や、造影剤腎症などを学ぶことができました。
「ESUR」という、造影剤と腎臓についてのガイドラインがあること、検査前に腎機能に問題がないか確認していることなど、臨床の現場のお話を伺うことが出来ました。
「イレウス」の症例では、画像上のイレウスの定義や分類について、ご教示いただきました。
イレウスの中でも、「絞扼性イレウス」は緊急性が高く、即手術になることも多いとのことで、「絞扼性」か「絞扼性以外」かを鑑別することの重要性について、詳しく解説していただきました。
麻痺性イレウスなど、閉塞性機転が不明瞭なイレウスもあるので、画像で腸管を丁寧かつしっかりと追うことが大事だとご教示頂きました。
スタッフ一同、今後も復習と予習をして、しっかりと学んでいきます。
投稿者:うえの
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