職業体験報告会
熊本高専より二人の学生さんを受け入れました。
今年の春、弊社は職業体験のため熊本高専より二人の学生さんを受け入れました。
彼らには社会に出て即戦力となれるよう、システム開発の現場で良く使われているプログラム言語の習得を主な目的とした新人用カリキュラムを職業体験版として用意し、約3ヶ月間受講してもらいました。
今回、カリキュラムの集大成としてこれまで体験し、学習した内容を発表してもらう報告会を開催しました。
発表が始まりました。
見ての通り緊張でガチガチです(笑)
たくさんのプログラムを職業体験中に作ってもらい、報告会で成果として発表してもらいましたが、その中からいくつかをピックアップ。
まずは二人で作成した、ブラウザ機能を搭載したプログラムの紹介。
GoogleMapを使ってお気に入りスポットを表示するデモ。
今回勉強したプログラミング言語、C#の利便性も実感できたことでしょう。
こちらはWindowsゲームで有名なマインスイーパの紹介。
周囲の爆弾の数を導き出す方法など、アルゴリズムも自分達で考えました。
プログラムで一気にマス目を開いていくさまは、気持ち良いです。
最後はポケモンを題材に、自分達で考えた作品。
題材はかわいいですが、プログラムの中身はしっかりと実践向きの技術が使われています。
どうやら緊張もほぐれてきたようです。
ポケモン図鑑から選んだポケモン達が、(なぜか)土俵上で熱い戦いを繰り広げます。
先生も楽しんでいらっしゃいます。
質問も飛び交います。
職業体験を終えた感想などを発表する二人。
そんな新弟子二人を見守る私。
ごっつぁんです。
なごやかな雰囲気で報告会が進みます。
最後に先生からの総括をいただきました。
学校では見たことがないほど、二人が楽しんで、良い表情をしていたのが印象的だったらしいです。
受入れ直後は、手取り足取りといった教え方をしていましたが、次第に自分達で問題を解決できるようになっていき、カリキュラム後半は、こちらから教える必要はほとんど無くなりました。
こちらが出した課題に対し、出来た際に私を呼ぶ嬉しそうな「ドヤ顔」が忘れられません。
今回の職業体験で作成したどの作品も、彼らにとっては初めての技術を使って作られており、彼らの工夫やアイデアがちりばめられていました。
体験を終えての彼らの考えや感想を聞けて、良い経験になったようで教えた側として、嬉しく思いました。
今回だけでなくこれからも多くの経験を踏んで良い技術者に育って欲しいと思います。
3ヶ月に渡る職業体験、おつかれさまでした。
二人とも、良く出来ました!
投稿者:さいとう