狼と七匹の子ヤギ

狼と七匹の子ヤギ

先週の土曜日、子供の劇の会があり、初めて我が子が演じる姿を観に行きました。
私の子供の頃の発表会とスタイルも何もかも大きく変わっていることにびっくり。
最初に先生が絵本「狼と七匹の子ヤギ」を読み上げて、  

 「じゃあ、みんなでやってみましょう!」

今日は誰が狼さんする? 
「は~い、ぼくする」と二名が希望 。(その場で狼の耳をつけて黒い服を着せられる)

他の子は子ヤギ。 うちの娘は子ヤギ。。(ヤギの耳を付けてバンダナをまく)

みんなで、「とんとん」 「だ~れ?」 「お母さんだよ~、明けておくれ!」

途中、ちょっと子供同士けんかになったりのハプニングもありましたが、最後は笑顔で一通り、絵本通りに無事終了。

即席の演技ですが、最後がすごい。

絵本では、「オオカミは大声で助けを呼びましたが、嫌われ者のオオカミは誰にも助けてもらえず、そのまま泉の底に沈んでしまいました。」
で終わるはずですが、

劇では・・・

子供達が狼を引きずりあげて、きれいにお腹の石を取ってあげて
「大丈夫?狼さん もうしないでね」と
助けてあげるのです。なんと素晴らしい。。。

終了後、先生に話しを聞いたら、練習でもどうなるかは子供達次第なので毎回違うそうです。

私の子供の頃は、発表会といえば、ヒロインや一言だけの役など一人に一役でした。
色んな背景があって、このスタイルになったんだろうな・・・

帰ってから家族と話していて、

「でも、ヒロイン役の子は、大人になってもそんな人生を歩むよね・・・。」
という意見があり。

確かに。子供でもなんとなく「この子がヒロイン」というのは分かるかな。。。